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斜角筋や小胸筋がゆるまない理由

2020年1月22日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!理学療法士の笹川です。

首がガチガチな人は自律神経症状がでやすいです。

おそらく、

頚部を通っている交感神経(緊張した
ときに働きます)がストレスを受けている
からだと思います。

自律神経症状って

冷え性やめまい、頭痛、吐き気など、
結構年齢が若めの女性に多いのですが、
この方たちのリハビリをすると

本当に首がガチガチです(笑)

そこで、キーワードになるのが

『斜角筋と小胸筋』です。

この二つの筋肉が首をガチガチにする
原因だと思ってもらって間違いありません。

特に

斜角筋と小胸筋には神経や血管が通っています。

これらが固くなり首にストレスが
かかるようになれば、自律神経症状に
なったり、首こりを起こします。

人によっては神経や動脈を
圧迫して腕がしびれたり、腕がだるくなる
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)を起こします。

治療技術の中でもこの

『斜角筋や小胸筋をゆるめる手技』

は非常に多いです。ただし、
ゆるめる手技が非常に多いですが、
『症状の戻り』が多いのも事実です。

というか、全く改善しないということがよく起こります。

ではどうやって斜角筋や小胸筋を
ゆるめるべきかというと・・・

簡単にいえば

「斜角筋や小胸筋が固くなる原因」を知っておく、ということが重要です^_^

小胸筋は烏口腕筋(うこうわんきん)という筋肉と繊維が結合しています。

小胸筋と烏口腕筋は同時にはたらくということです。

この二つの筋肉は
『肩関節の前方を通る』ので、
肩を内旋させる動きをします。

他に肩を内旋させる筋は

・大胸筋(だいきょうきん)

・大円筋(だいえんきん)

・広背筋(こうはいきん)

・肩甲下筋(けんこうかきん)

などありますが、この中で最も
重要なのは『肩甲下筋』です。

この筋肉が肩関節のインナーマッスルと
言われるもので、肩甲下筋が弱くなると・・・

そのほかの肩を内旋させる筋肉たちは固くなるのです!!!!

肩甲下筋が弱くなると
共同で働くことで肩を内旋させる
『小胸筋と烏口腕筋がめちゃめちゃ固くなる』わけです。

小胸筋が固くなる原因は

肩甲下筋の弱さが問題なのですが、
それを一切、解決せずにマッサージや
ゆるめる手技、筋膜リリースなどおこなっても、
肩甲下筋の弱さは変化しないため『症状が戻る』わけです。

つまり、

小胸筋をゆるめるには
肩甲下筋をしっかりと収縮させま
しょう!ということなのですが、

肩甲下筋を収縮させる方法を実践しても・・・

大胸筋がバリバリ働いてしまう・・・という状況になります。

今日も長くなってしまったので
次回以降に、大胸筋を働かせずに
肩甲下筋だけはたらく方法や斜角筋が
固くなる原因をお伝えしていきます。

大切なのは、原因に対してしっかりと
治療しなければ結局、症状は戻るということです。

今日のポイントは

・首が固い人は斜角筋、小胸筋がガチガチ

・小胸筋が固くなるのは肩甲下筋の弱さが原因

・肩甲下筋をはたらかせようとしても大胸筋がはたらきやすい

ここは押さえてほしいなと思います^_^

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道五段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、治療法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。

過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリタなど海外も含めて200名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず治療オファーがやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎治療院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ治療技術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、治療技術を誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、治療家コミュニティを運営し「本当に治せる治療家」の育成に尽力している。