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質問にお答えします

2020年2月5日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!理学療法士の笹川です。

今日はこのメルマガの読者さんから
ご質問が届いた内容をお答えするという
メルマガに急遽したいと思います!!

質問は以下の通りです。

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こんにちは。

コメント失礼致します。

愛媛で作業療法士をしている○○と申します。

友達から、JTA の事を教えてもらい、

関トレの本を買いました。大変素晴らしい内容に、感銘を受けました。

スタビリティについての書籍を探していましたが、

やっと満足のいく書籍に出会えました。

もしも可能であれば、教えて頂きたいのですが、

よく膝などで昔から四頭筋の筋力強化訓練が言われていますが、

この筋肉を鍛えるのは、ハムストや内転筋、腸腰筋の筋等のバランスが悪くなってしまうという事でしょうか。

あと、後縦字靭帯断裂の方にもハムストの運動を行っても問題ないでしょうか。

もしもよろしければ、教えていただくと嬉しいです。

お忙しいところ申し訳ありません。

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>よく膝などで昔から四頭筋の筋力強化訓練が言われていますが、

>この筋肉を鍛えるのは、ハムストや内転筋、腸腰筋の筋等のバランスが悪くなってしまうという事でしょうか。

まず、こちらに関してですが
私の講座でも必ず

「膝の痛みには大腿四頭筋を
やりましょうというのが通常の
リハビリです」と忠告します(笑)

ですが、私は一切、大腿四頭筋のエクササイズは行いません。

なぜかというと膝の痛みを訴える方は
大腿直筋や外側広筋といった筋が非常に固くなっています。

内側広筋が弱いから膝を伸ばして鍛えましょう~

といっても、どうしても
内側広筋よりも大腿直筋、外側広筋が
働いてしまうのです。。。

もし、このまま

大腿四頭筋エクササイズを続けると、
脛骨は前方へ引き出され続け、また炎症が
起き痛みが強くなります。

脛骨が前方に引き出されて
前十字靭帯にストレスがかかるのですが、
大半の女性では膝が痛くなり前十字靭帯は
切れてしまうのです。

その脛骨の前方引き出しを
制御しているのが、内側ハムストリングスです。

さらに、膝を伸ばす、股関節を伸展させる
(つまり、後方へ蹴りだす動き)ときに、
内転筋とくに、大内転筋のはたらきが重要です。

大内転筋は股関節伸展動作に超重要な筋肉です。

ここがうまく働かないだけで、他の
股関節伸展筋であるハムストリングスは
ガチガチに過緊張になります。

つまり、内転筋は膝関節を
またがないので、直接、膝関節を
動かすことはありませんが、

蹴りだす力を補うかのように
ハムストリングスは過剰にはたらき、
膝が伸びにくくなります。

手術後や半月板損傷などで膝が
伸びにくくなる理由の8割は大内転筋の問題です。

ですので、ご質問に戻りますが

膝周囲のバランスと言ってしまうと
大雑把になりますが、バランスと言うのは
筋力のバランスです。

そして、働きにくくなるのは

・内側ハムストリングスと内転筋(大内転筋)

であり、過剰にはたらく過緊張な筋肉は

・大腿直筋、外側広筋、ハムストリングス、大腿筋膜張筋

ですね!(大腿筋膜張筋も過緊張になります笑)

治療する際は過緊張な筋肉は無視しましょう(笑)

また後十字靭帯損傷の方にも
内側ハムストリングスを収縮させても
問題ありません。

その前に、内転筋をきちんと
収縮すれば、膝の伸展機構がしっかりと
支持してくれますので、全く問題ないです。

ということで、

今回はご質問に答えるという形で
メルマガを書きましたが、今後も
こういった機会を設けていきたいと思います^_^

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道五段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、治療法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。

過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリタなど海外も含めて200名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず治療オファーがやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎治療院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ治療技術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、治療技術を誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、治療家コミュニティを運営し「本当に治せる治療家」の育成に尽力している。