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【JTA】肘の痛みには3パターンある

2023年10月17日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!

全身わずか【12個】の
【サボリ筋】を働かせることで
あらゆる関節痛を改善に導く

「JTAフラッシュリプロ療法」

笹川です。



今日は肘の痛みに関する内容です。


肘の施術に関して、私は
よい書籍を見たことがありません(笑)

レビュー論文や有名な臨床家の書籍も
読んできましたが、全て微妙でした。

このメルマガを読んでいただくと、
たくさんある肘の痛みでも3パターンに
分けられるので、知っているだけでも
対処の仕方が分かり施術しやすくなります!

ということで、さっそく本題に入ります。


肘の痛みというのは

代表的なのは
「テニス肘」や「ゴルフ肘」
とかはメジャーですね!

他にも野球肘、野球肘に伴う
関節ネズミや遅発性尺骨神経麻痺とか、
いろいろあります。

そして

肘関節痛でやっかいなのは、

野球選手で肘が伸び切らなくなった。。。

ゴルフ肘がいつまでも改善しない。。。

など

症状がずっと続いて
改善していないケースが
多い、ということです。

肘の痛みを訴えるときに重要なのは

“痛みの場所“です。

・内側上顆に痛みがあるのか

・外側上顆に痛みがあるのか

・円回内筋?長掌筋?などの筋腱移行部など

・肘頭が痛いのか

などなど、色々ありますが
代表的なものをお伝えします。

まずは
「肘外側の痛み」
ですが、

ほとんどが
“腕橈側筋の過緊張”
が原因です。

腕橈側筋というのは
前腕が中間位で肩を外旋したり、

肘の屈曲時に収縮しやすいのですが、

前腕回内制限が引き起こされると
腕橈骨筋が過緊張になります。

このメカニズムに関しては
また別の機会にお伝えできればと思いますが、

肘外側の痛みは
腕橈骨筋の過緊張を抑えるのが肝です!

そして次に、
「肘内側の痛み」
に関してです。

肘の内側に痛みがある場合は
『前腕に回外制限がないか』
を確認しましょう^_^

前腕を回外させたときに、
硬い、または痛みが生じる場合は
尺側手根屈筋の筋力低下を疑います。

尺側手根屈筋が筋力低下を起こすと…

肘が外反しやすく、女性ですと
かなり肘の外反角度が大きくなります。

この状態で日常生活での
肘の曲げ伸ばし、

またはスポーツでの運動を続けると

肘の内側で支える能力は低いままなので、

筋腱移行部や側副靭帯へ
ストレスが加わりやすくなるのです。

では、最後になりますが、

「肘の真後ろ、肘頭部の痛み」です。

この痛みに関してだけ、
“肩の筋力”が影響してきます。

特に影響するのは上腕三頭筋長頭であり、

ここの痛みに関しては私の考えですが、

上腕三頭筋長頭の筋力低下を起こすと、
内側頭や外側頭の過剰な収縮が起こるのでは
ないかと考えています。

そうすることで

肘頭と肘頭窩での衝突が
強くなるため、
ツンとした痛みが生じる
ものと考えています。

実際に、肘頭部の痛みがある人は、

上腕三頭筋長頭を収縮すれば
一週間で改善してしまうので、

おそらく間違いはないと思います^_^

ということで、

ざっくり大きく肘の痛みを
解説しましたが、まとめると

■肘の外側痛
⇒腕橈骨筋の過緊張

■肘の内側痛
⇒尺側手根屈筋の筋力低下による外反ストレス

■肘頭部の痛み
⇒上腕三頭筋内側頭、外側頭の過緊張

ということになります。

ここまでかなり分かりやすく
分類してくれる人は、
自分でいうのも何ですが、
中々いないと思います(笑)


参考にしていただけましたら幸いです。

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道六段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、施術法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリアなど海外も含めて500名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず施術の予約がやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎整体院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ施術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、施術スキルを誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、施術家コミュニティを運営し「本当に改善できる技術者」の育成に尽力している。

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