ゆるめる手技は有効か
こんにちは!理学療法士の笹川ひろひでです!
私が主催している
JTAパーフェクトマスター講座で
今まで施術現場で結果を出せなかった
施術家さんが続々と自信をもって 施術できる
ようになってきています^_^
もうすでに講座が始まってから2か月ちょっと経ちましたが、
・一年間、手のCM関節症で腱鞘炎も
改善せずに手術を検討されていた患者さんが
たった3回で痛みが消えた
・7年間どこの施術を受けても
改善しなかった腰痛が2回目の
講座から戻りなく改善した
・患者さんをよくしすぎて患者さんが来なくなった(笑)
などなど、色んな成果ご報告を受けています。
私はこのメルマガを読んでいる
施術家全員が“改善できる施術家”に
なっていただきたいと思っています。
無料メルマガだからと言って、侮っていると損をすると思います(笑)
今日から毎日ではありませんが、
施術技術を一気に上げていくポイントを
伝えていくので楽しみにしていてください!!
では、本日は
「ゆるめる技術は有効か」ということに
関してメルマガを書きたいと思います。
結論から言いますと
『ゆるめる手技は後にやるべき』です。
よく私のところには
○○の手技はどう思いますか?
教科書には○○と書いてあるのですが、どうなんですか?
的なご質問をたくさんいただきます。
ぶっちゃけ、“患者さんが改善すればどんな手技でもよい”と思っていますw
昔は関節モビライゼーションや
PNF的なこともやっていましたし、
AKAとか筋膜リリース、筋間リリースとかも
やっていました。
でも今はやっていません。
なぜなら、患者さんが改善していないからです。
人には体を支える、動かすメカニズムが
存在しており正常な関節運動が起きなく
なると関節に負担がかかるようになっていきます。
歩いたり、立ち上がったり、走ったり
するときには必ず地球上に住んでいる限り
重力を受けて生活しているため、
自分の体の重さを支えられる
十分な機能を持っていなければ、
歩いた時に膝や腰が痛くなっていきます。
そして
体のどこかが痛い・・・という方は必ず、
その周辺で筋が固くなっており、筋が
過緊張になって固くなっているところに
症状が出ています。
ゆえに、施術家さんは
「固くなって痛みが出ているから、ゆるめよう」という
施術に移るわけなのですが、
筋というのは痛くなる前は
固くなかったはずです。
そして
そもそもなぜ筋は固くなるのか、を
解説できる人はなかなかいないのですが、
私はハッキリと
“固くなった筋は根底に筋力低下が原因にある”
と断言しています。
私も固くなっている筋を
どんな手技を使ってもゆるめることが
できませんでした。
唯一、ゆるめることに成功したのは
“ある特定の筋を働かせた時だけ”でした。
たまたま、運動療法をした時に
腸腰筋を働かせた時だけ、大腿筋膜張筋がゆるんだ、
という経験によって
「体はどこか働かない部位があれば、
それを補うかのように他の筋が固くなるのでは」と
思い始めたのがきっかけでした。
それからは一つ一つ、
固くなっている筋がどの筋を
働かせるとゆるむのかを地道に
すべて調べていったのです。
本当に気の遠くなるような作業でした。
それが今ではたった12個の筋を
促通するだけで、全身のあらゆる
関節痛が改善することが分かったのですが、
それゆえに
私の講座を受ける施術家さんは
『どこの筋をどんなやり方で○○筋を働かせる』
ということを知るだけで圧倒的な
施術結果を出せるようになったわけです^_^
「ゆるめる手技」
というのは必要ないわけでは
ないと思いますが、根底が筋力低下だ
としたら、まずはこれを取り除かなければ
筋はゆるまないのです。
つまり、働いていない筋をまずは働かせましょう、ということですね!^_^
私がマッサージや関節モビライ
ゼーションなど行う際は、必ず筋の
促通を行ってからそういった手技を
するようにしています。
※症状の軽い方はマッサージや徒手療法はやりませんw
なぜそもそも筋は固くなるのか、
自分の使っている手技は本当に改善しているのか、
シビアな目で見つめ直していきましょう^_^
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