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解剖学の教科書を一日中にらんでました(笑)

2024年4月9日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!

理学療法士の笹川です。




私は理学療法士として
整形外科の病院や
回復期リハビリの病院、

さらに呼吸器リハビリを
行ってきた経験があります。

周囲の方からありがたいことに

「ものすごい勉強していますね」
「どこで勉強しているんですか?」

なんていうことをよく聞かれましたが
本当はあまり勉強していたわけでは
ありません。

テクニックのセミナーや勉強会も
理学療法士になりたてにもかかわらず
年に3回ほどしか行っていませんでした。

しかし

臨床上で起こることは施術家として
分からないことが非常に多く悩みました。

その時にしていたのが・・・

解剖学の教科書:プロメテウス

と一日中にらめっこしていた
ということです。

筋肉の走行や作用は
教科書に書かれている以外にも、
たくさんの作用が秘められています。

内側ハムストリングスは
内転筋の一部でありますし、

内転筋も股関節
内旋・伸展動作に関与しています。

教科書だけではわからないことを
徹底的にプロメテウスという解剖図から
痛みが引き起こされる原因を
一日中考えていました。

そんなことを一年半くらい続けていると、
二年目にして歩いている様子で
どこが機能低下を引き起こしているのか、
ほとんど分かってしまいます。

「がに股で歩いている人は〇〇と
 〇〇の筋力低下が生じている」

なんてことが簡単に分かってしまうのです。

一応、本当かどうかも評価するのですが、

もっとも重要なことは、レビュー論文や
エビデンスを鵜呑みにしないということです。

自分で実践してみて成果のあることだけを
患者さんの施術に行っていくだけでも
かなりテクニックは上達していきます。

逆にいつまでも上達しない人は
成果のない施術をいつまでも続けています。

本人たちは成果がないということに
気が付いていません。

一日中解剖図を眺めるということが
良いということではありませんが、
自分の目を鍛えるということでは
いいかもしれないです(^^♪

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道六段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、施術法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリアなど海外も含めて500名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず施術の予約がやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎整体院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ施術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、施術スキルを誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、施術家コミュニティを運営し「本当に改善できる技術者」の育成に尽力している。

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