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ギックリ腰の対応例

2025年6月10日 magazine
執筆者:小川浩一

こんにちは。

全身わずか【12個】の
【サボリ筋】を働かせて
あらゆる関節痛を改善へ導く…

「JTAフラッシュリプロ療法」

講師の小川です。



先日、娘ちゃんと一緒に
近所の公園に遊びに行ったのですが、

なぜか今の娘ちゃんのブームが
「草抜き」なので
公園の草を一緒に抜きました、、、笑

その最中に急に鉄棒で
逆上がりをしろと命令され、

できるか不安だったんですが
やってみたら意外と出来て、

ちょっと自信を持てた日になりました。笑


さて、今回は

自信を持って対応できていますか?

という「ぎっくり腰」の対応について
お話したいと思います。

先日、ぎっくり腰になってしまった
50代の女性の方が来院されました。

その際の一例をご紹介します。

まず状態としては、 当日の午前中に
左脚を持ち上げたタイミングで
「ギクッ」となったそうです。

夕方に来院されたため、
発症から数時間が経過していました。

来院時には1人で歩くのも困難で、
車から降りるのにも
かなりの時間を要していました。

付き添いの方に支えられて入ってこられ、
支えがないと動けない状態でした。

1人で歩けない、座れない、
ベッドに寝ることなんて
もちろん無理な状態です。

治療に携わっている方であれば、
こんな患者さんが来られた場合、
どう対応しますか?

また、治療に携わっていない方でも、
ご家族がこのような状態になったら、
どうすれば良いと思いますか?

私自身も以前は、年に4〜5回ほど
ぎっくり腰になっていたので、
その辛さはよく分かります。

自転車を降りた瞬間に「ギクッ」となり、
30分ほど動けずに、もがいたこともありました。笑

JTAを習得する前の私だったら、
まったく対応できていなかったと思います。

「ぎっくり腰」と言われる状態には
大小ありますが、基本的には炎症が起きています。

一度炎症が起きると、すぐには治りません。

一般的に、炎症のピークは
48〜72時間後にくると言われています。

その後、徐々に炎症は収まっていきます。

ですので、まずはそのことをしっかりお伝えします。

その上で施術を始めるのですが、
支えがなければ立っていることすら
難しい状態だったため、

壁に手をついて支えていただいたまま、
立った状態で足首の施術から始めました。

とにかく「動かせるところ」から施術していきます。


実際に行なった
施術の流れは以下の通りです:

後脛骨筋 → 腓骨筋
→ 後脛骨筋 → 腓骨筋

を数回繰り返し、 続いて、

母趾球筋 → 小趾球筋
→ 母趾球筋 → 小趾球筋

を数回繰り返しました。

すると、
ベッドに座ることができるようになり、
痛みでぎこちなかった動きも
少しずつスムーズになってきました。

座れるようになったので、
次に座位での施術に移行しました。

腰の痛みが強いため、
腰回りは直接触らず、
離れた部位から施術していきます。

今回は上半身から始めました。

一見、腰痛に上半身は関係なさそうですが、
上半身の関節が安定することで
腰や股関節の負担が軽減されるため、
まずは上半身から施術します。

その後、下半身の施術へと進みます。

最初は股関節周りには触れず、
足首と膝の施術を数回繰り返しました。

徐々に動けるようになってきたので、
最後に股関節も少し動かせそうだったため、
痛みの出ない範囲で

「腸腰筋→腹横筋」

の施術を1度だけ行い、
立っていただきました。

すると…

恐る恐るではありましたが、
スッと立ち上がり、
なんと1人で歩けるようになりました。

ご本人も「あ、歩ける!」と喜ばれ、

付き添いの方が一番
その変化に驚かれていました。

この日はこの状態で施術を終了。

料金をいただいている以上、
少しでも良くしたいという気持ちはありますが、
やりすぎると逆に炎症を
悪化させてしまう恐れもあります。

お帰りの際には、

「痛みが軽減して動けるようになっても、
炎症が治ったわけではない」

という点をしっかりお伝えし、
無理をしないようにと
注意喚起する事も大事です。

炎症があるときは、
1回で痛みを取り切ろうとしないことが大切です。

無理に痛みを取りに行くと、
逆に悪化してしまう可能性があるからです。

それでも、
1人で歩けなかった人が
歩けるようになったり、

立ったり座ったりがスムーズになるだけで、
日常生活はかなり楽になります。

今回は足部のセルフケアだけお伝えして、
お帰りいただきました。

この方のように、
1人で歩けない・座れないほどひどい状態でも、

「できる姿勢」での施術や
セルフケアから始めていくことで、
少しずつ動けるようになってきます。

もし、ぎっくり腰で動けなくなった方が
来られた場合は、 無理のない範囲で
「できること」から始めてみてください。

ご家族がぎっくり腰になった場合も、
足部などの動かせる関節のセルフケアを
繰り返しやってみてください。

継続していくことで、
少しずつ楽になって動けるようになっていきます。

※痛みが出る動きは無理に行わないようにしてください。

※中には圧迫骨折などが隠れている場合もありますので、
痛みが長引くような場合は、病院で検査を受けるようお勧めします。


いかがでしたか?

少しでも参考になれば嬉しいです。

ぎっくり腰の急な痛みでお困りの方がいたら、
ぜひ思い出してみてくださいね。

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小川浩一

小川浩一(おがわひろかず)

高校・大学・アメリカ留学までゴルフをやり、スノーボードではインストラクターの資格取得、ブラジリアン柔術では紫帯と長年スポーツをやっている内に腰、首を痛め治療家の道に進む。

整体の学校を卒業後、整体の会社に入り新店舗の立ち上げ、スタッフの技術指導の仕事を10年間行った後に2010年に独立をして広島県で整体院をオープン。

いろんな技術を学ぶ中で出来た疑問が、JTAに出会って全て腑に落ちて、笹川先生の今までの常識に当てはまらない関節痛へのアプローチに「これはこれからの治療やリハビリの常識になる」と確信。今は整体院でのJTAの施術やセルフケア教室での指導と共にJTA本部講師としても活動中。

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