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重力に正しく抵抗する立ち方

2025年7月1日 magazine
執筆者:武下知憲

筋骨格系の問題を考える上で
最も重要なポイントは、
「重力にどう抵抗しているか」です。

重力に正しく抵抗する為には何が必要か?

今回はそれについて解説していきます。

ぜひ、あなたの立ち方と比較しながら読んで下さい。

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こんにちは!

全身わずか【12個】の
【サボリ筋】を働かせて
あらゆる関節痛を改善へ導く

「JTAフラッシュリプロ療法」

本部講師の武下です。



筋肉や骨格など、構造として
体を支えてくれる機構の事を
『筋骨格系』といいます。

例えば、

椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
変形性膝関節症
変形性股関節症
外反母趾・内反小趾

などなど

こういった病名は全て
筋骨格系の問題ですね。

これらの病気の多くは
直立二足歩行というヒト独自の運動戦略を
上手く活用できていない事によって
引き起こされます。

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◉ 直立二足歩行とは
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直立とは、脚と背骨を垂直に
伸ばしたようなポジションで立つ事を指します。

この姿勢を大きく崩さずに
移動するのが直立二足歩行です。

動物が陸上に進出して4億8000万年の中で、
このような移動方法を採用したのはヒトのみです。

なぜ他の動物は直立二足歩行を
選ばなかったのでしょうか?

それは、不安定で遅い移動方法だからです。

考えてみて下さい。

一般的なイスには脚が4本付いてます。

最低でも3脚で、2脚のイスはありません。

私たちは2脚のイスで
日常生活を送っているような、

サーカスの曲芸に近い生き方を
選んだ極めて奇妙な動物なのです。

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◉ 支持基底面と重心
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多くの4足動物は、
かかとを地面に着けずに歩きます。

しかしヒトはあまりにアンバランスな
直立状態を安定させる為に、

かかとを地面に着けて
『支持基底面』を増やしました。

支持基底面とは、
重心が安定できる面積の事です。

4足動物なら足が接地した4つのポイントを
直線で繋いだ四角形が支持基底面です。

ヒトの場合は、両足のつま先からつま先、
かかとからかかとを繋いだ面積が支持基底面です。

この支持基底面内の上であれば安定が得られます。

支持基底面の中でも より安定するポイントは、
左右の内くるぶしを繋いだ直線の中心です。

従って、

・骨盤の重心
・胸郭(肺周囲の骨格)の重心
・頭の重心

が それぞれ、内くるぶしラインの
中心上に全て収まっているのが理想的です。

横から見ると、くるぶしの垂直線上に
膝・股関節・肩・耳
がある状態になります。

これを維持できなくなると、
直立二足歩行による重力負荷は、

首・肩・背中・腰・股関節・膝・足

などに大きなストレスを与える事になります。

これにより、最初に挙げたような
数々の病気にわずらわされる事になります。

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◉ JTAがなぜ効果的か?
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私たちヒトが、
どれだけ綱渡りのような
絶妙なバランスの上に
健康を成立させているか、
伝わったでしょうか?

でも逆に、これらの重心ポイントを
支持基底面上で安定させさえすれば、
ほとんどの筋・骨格系のトラブルを
回避できるという事でもあります。

1つ1つの症状に注目するよりも、
どの関節が、どの筋力低下で
支持機能を損なっているのかに注目すれば、
とてもシンプルに筋・骨格系のトラブルに対応できます。

JTAフラッシュリプロ療法が、
たった12の筋肉にアプローチする

というシンプルな施術・セルフケアなのに、
筋・骨格系の様々な症状に対して
効果が高い理由はそこにあります。

2脚のイスでバランスを
取っているような状態なので、
前に傾いたら倒れる。

後ろに傾いても倒れる。

前後のバランスのスウィートスポットが
極端に狭いのがヒトの特徴です。

JTAでは各関節を支える
前の筋肉と後ろの筋肉のバランスを整える事で、

直立二足歩行の最適なスウィートスポットに
収まる為の本人の筋力を高めて、

生活の中での出来る事を増やして、
快適に過ごせるようにサポートする
技術・理論体系です。

● 骨盤がくるぶし上より前に突き出されている・後ろに引かれている

● 膝が曲がって、くるぶし上より前に出ている

● 頭がくるぶし上より前に出ている

こういった方はぜひ
積極的にJTA協会の院に相談したり、

笹川先生やnobu先生の動画などを
参考にJTAのセルフケアを心掛けて下さい!


本日は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

本部講師 武下

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武下知憲

武下知憲(たけしたとものり)

朝4:00から行列ができる横浜屈指の整形外科クリニックに10年勤務。
後半はリハビリ室長として大勢のリハビリスタッフの教育と技術指導を任される。

その後2006年に千葉県市川市で整体院を開業。
一般患者さんへの施術だけでなく、プロの治療家への技術指導など幅広く活動中。

様々な技術を学んだ中でJTAと出会い「治療家が改善させる」にとどまらず「患者さんが自分で改善できる」を実現できる技術体系に感銘を受け、JTA本部講師・認定インストラクターとして「関節の痛みのない世界を実現する」という笹川先生のビジョンを共に実現しようと邁進しています。

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