施術後に痛みを忘れちゃうのなんで?
施術経験のある人にとっては
“あるある”だと思いますが、
施術して良くなると、
さっきまで痛かった事を
キレイに忘れちゃう人っていますよね。
あれって何なんでしょうね?笑
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こんにちは!
全身わずか【12個】の
【サボリ筋】を働かせて
あらゆる関節痛を改善へ導く
「JTAフラッシュリプロ療法」
武下です。

JTA講座の受講生(60代女性)からご報告頂きました。
この方、専門知識のない状態からのスタートでしたが、
何しろキャラクターが良くて絶対人に好かれるし、
とても熱心に学んでいたので、
独立開業しても僕は必ず成功すると思ってます。
その方が初めてお金を頂いて施術した時のご報告です。
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「階段の上がり下りで膝が痛い」
という方を施術して、
やってる内に他にも色々言い出したけど、
概ねセオリー通りの反応だったので、
とにかく全身のJTAを習った通りに施術していった。
特に腹横筋・腸腰筋はどちらも非常に弱かった。
施術後には
「動きやすくなったけど痺れは残っている」
と言われた。
けど帰る時、階段を普通に
スタスタ下りていったので
「階段平気そうですね」と指摘したら
「アレッ!? 本当だ!! エェッ!? 痛くない!?」
と、本人も驚いていました!
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とにかく素晴らしい結果です!(パチパチ)
本人のメインの訴えが膝だけど、
それに惑わされて膝回りにこだわったりせず、
腹横筋・腸腰筋(腰椎・骨盤回り)の問題を
見逃さなかったのが特に素晴らしいと思います。
ところでこの
「施術後に痛みを忘れてしまう」
という現象は、本当に多いです。
なぜこのような事が起こるのでしょうか?
(1)「痛みの記憶」は状況依存
痛みというのは、脳が状況を含めて記憶する感覚です。
・痛かった時の姿勢
・緊張の度合い
・その時の不安や注意の向き
などと一緒に、痛みが脳内で
パッケージ化されています。
施術後に体の状態が変わり、
リラックスした環境になると、
その「痛みを感じていた時の文脈」が消えるため、
脳が痛み記憶を呼び出せなくなる場合があります。
心理学的には《状態依存記憶》と呼んでいます。
(2)痛みの再評価による上書き
施術によって、
「動けるようになった」
「軽くなった」
「安心した」 と感じると、
脳は「もう危険ではない」と判断します。
これにより脳の「痛みの情動」を
司る領域の活動が低下し、
「痛かった」という情報自体が
再評価・上書きされると、
痛かった事実ごと思い出しにくくなったりします。
これらによって痛みを忘れてしまうわけですが、
多くの場合「本当に記憶が消えた」のではなく、
脳が「その状態を再現できない」だけです。
再び同じ動作やストレスを受けた時には、
「あ、そういえばここ痛かった」
と思い出したりします。
つまり記憶は残っているが
アクセスしにくくなっている状態です。
なので、今回のように階段を下りている時には、
脳にとっても痛かった時と同じ文脈なので
「本当だ!」となりやすいわけですね。
JTAでは、今回のケースのように、
痛い膝回りではなく腰椎・骨盤回りなど、
痛い部位以外へのアプローチで
スコンと良い結果に落ち着く事は非常に多いです。
そこがJTAの面白いところでもあるのですが、
痛い部位を色々触られて改善したら
「この施術で良くなった」と理解しやすいのに対して、
違う部位を色々やって改善しても
痛かった事実ごと忘れて終わり、
となりかねません。
施術前に「どうすると痛いのか?」など、
ちゃんと文脈を確認しておく事をお勧めします。
でも本当に大切なのは、痛い部位の施術ではなく、
本人の自覚に関わらず「弱い部位」への施術です。
JTAはそれを得意とする施術なので、
根本的なのですね。
本日もご覧いただきありがとうございました。
参考になりましたら幸いです。
武下
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執筆者:武下知憲