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肩のインナーマッスルはもう古い

2019年5月1日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!理学療法士の笹川です!

いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます^_^

これまで、下肢を中心に
腰痛や股関節痛の解説をしてきました。

特に私のお気に入りは

腸腰筋や多裂筋の働き

のお話で、ここは
最も私が治療現場で悩んだことですし
最も研究してきた部分です。

ですので、

他の療法士や治療家の方より
圧倒的な結果を腰痛と膝関節痛で
出すことができました。

困ったときは“原点(解剖学)”に戻ることが重要ですね!

ということで、今回からはメルマガの
読者さんからご要望をいくつか頂いたので
肩関節のお話をしていきたいと思います。

50肩、肩関節周囲炎など
急性期の痛みも強く改善しにくいため
苦手な治療家も多いです。

教科書的には

肩関節の炎症が起きているときは
積極的な運動は避けて、痛みの改善とともに
肩のインナーマッスルを働かせて肩の正常な
動きを取り戻す治療をしていきます。

その運動療法の中でキーとなるのが

肩関節のインナーマッスルです。

肩関節のインナーマッスルは

・棘上筋(肩の上方に位置)
・棘下筋(肩の後方に位置し挙上位では小円筋が働く)

・肩甲下筋(肩の前方に位置)

が挙げられ、
ローテーターカフ(回旋筋腱板)と
呼ばれています。

肩の一番深部にこれらがあるので
3つの筋肉が働くと正常な関節運動に
改善していくと思われています。

現場では

プロ野球選手なんかはゴムチューブを
用いて積極的にインナーマッスルを鍛えて
いますが、

痛みが強くなった肩には
効果を成さないことが多いです。

実際に肩関節の痛みを訴える患者さんを観察してみてください。

肩のインナーマッスルの筋力低下よりも
肩のインナーマッスルが過緊張になり
痛みを誘発していることに気が付くと思います。

特に、棘下筋や小円筋は過緊張になりやすい筋肉です。

肩を外転させていくときに
肩の後ろが痛いという患者さんは
ほぼ、この筋肉が過緊張になっています。

では、

なぜ棘下筋や小円筋は過緊張になりやすいのでしょうか?

基本的に過緊張になっている筋肉は
“どこかの筋肉の働きをかばっている”と
思ってください。

肩関節の外旋筋である棘下筋や小円筋は
どこの筋肉をかばっていると思いますか?

実は・・・

上腕三頭筋長頭は肩関節の外旋筋であり
ココが弱くなると棘下筋や小円筋が
過緊張を引き起こすのです。

一度試していただきたいのですが

肘を伸ばしたまま最大限、
肩関節を外旋させてみてください。

(分からない方は手のひらを外回りで外側に向けます)

そうすると脇の部位で上腕三頭筋が
固くなり働いているのが分かると思います。

つまり

棘下筋や小円筋が弱くなっているのでなく
上腕三頭筋の筋力を補うかのように、棘下筋や
小円筋が働いているのです。

試しに棘下筋で圧痛がある患者さんに
上腕三頭筋を働かせると棘下筋が
柔らかくなるのが観察できます^_^

一つ一つの検証が治療技術を上げて
いきますので、ぜひ現場で実践してみてくださいね!!

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道五段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、治療法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリタなど海外も含めて200名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず治療オファーがやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎治療院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ治療技術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、治療技術を誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、治療家コミュニティを運営し「本当に治せる治療家」の育成に尽力している。

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