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本当に石灰沈着性腱板炎の痛みか

2019年6月12日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!理学療法士の笹川です!

今日は石灰沈着性腱板炎の施術についてです。

このメルマガを理解していただければ

・「これよくなるのかな~」と
悩む必要がなくなる

・痛みを引き起こしている原因が分かる

・手術を検討している、という患者さんに
適切なアドバイスができるようになる

ので、ぜひ肩の施術について学んでください^_^

ということで、

石灰沈着性腱板炎とは

腱板という肩関節の副運動を引き起こすのに
(肩の中で滑ったり、転がったりする動きです)
重要な筋肉にリン酸カルシウム結晶ができて、
強い痛みを引き起こすものです。

臨床現場では

「石灰ができているから改善できない・・・」

と思われてしまうやつです。

しかし、

以前にもお話したのですが

「本当に石灰沈着性腱板炎なのですか??」

という疑問を残したまま、
施術を積極的におこなえない、
おこなわないケースも多いのでは
ないでしょうか?

この疑問を解くためにはやはり、運動療法が必要になるわけですが、

診断を受けてリハビリをする現時点では

炎症による痛みなのか
肩運動時の石灰による痛みなのか
肩のインピンジメントの痛みなのか
肩峰下滑液包の痛みなのか

を判断できないです。

つまり、

石灰沈着性腱板炎と診断を受けたとしても本当にその痛みなのかは絶対に分かりません。

画像所見で

「石灰が写っている」

から、診断を受けただけであって
現時点での痛みが石灰によるものなのかが分からないのです。

では、どうやって痛みの原因を
調べるかは運動療法が適切です!

たとえば、

痛みが強く出ない範囲で
肩甲下筋を促通するだけでも、


“石灰沈着性腱板炎と診断を受けていても”

その場で肩を上げられるようになったりするからです。

本当に石灰による痛みなら、その場での痛みは改善しないハズですよね?

適切な施術ができれば、
一週間後には炎症が収まるので、
炎症以外の原因を考えなければいけません。

その時にようやく、痛みの原因が分かってきます。

副運動の問題なのか
インピンジメントの問題なのか
本当に石灰による痛みなのか
肩関節周囲の癒着の問題なのか
筋力の問題なのか

ですね!
※炎症以外の痛みの原因を考えます

もし、炎症と痛みが収まり
運動療法をしていっても全く
90°以上肩が上がらない場合、
腱板断裂がひどい状況の可能性もあります。

腱板が完全に切れている状態では、
90°以上、肩が上げられないようになっています。

その時には、

年齢やその患者さんの生活状況にも
よりますが、腱板縫合術の検討も
しなければいけません。

要するに

肩関節周囲の筋に対して適切な促通ができれば・・・

『筋力や肩関節の動き、副運動の問題は解決できる』

ので、それでも改善しない場合は

『構造の問題を疑うべき』

なのです。典型的な例が、腱板の完全断裂ということですね!

診断名はいわばリスク管理に
必要であり、痛みの原因ではありません。

ぜひ、診断、病態をしっかり分けて
施術していただきたいと思います^_^

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道六段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、施術法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリアなど海外も含めて500名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず施術の予約がやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎整体院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ施術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、施術スキルを誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、施術家コミュニティを運営し「本当に改善できる技術者」の育成に尽力している。

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