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膝治療の解説

2020年4月6日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!理学療法士の笹川です。

前回、私の母の知り合いの
膝のリハビリをした動画を
紹介しました。

こちらです。
https://youtu.be/QtS_Z1dpDhY

なぜあんなちょっとしたリハビリで
改善するのかをお話したいと思います。

膝関節というのは基本的に
曲げ伸ばししかできない関節です。

人体最大の荷重関節

と言われるように曲げ伸ばしの
角度は140度以上可能なのに
体重がかなりかかる部分なので

その周りの筋肉が膝を
支えてくれないと捻れて
動くことになるわけです。

要は、曲げ伸ばし(屈伸)しか
できない関節なのに

内反(O脚になるようなストレス)
外反(X脚になるようなストレス)
内旋(脛が内側に捻れる)
外旋(脛が外側に捻れる)

こういった3次元の動きが
実際には生じて痛みが出たり
変形していくわけですね。

で、膝を支えている筋肉の
どこが重要なのかがポイントです。

普通のリハビリなら間違いなく
・大腿四頭筋Ex
・内側広筋Ex
・内転筋Ex

くらいで終わってしまいます。
あとは、臀筋のトレーニングなどですね!

私が大腿四頭筋に対して
全くアプローチしないのは

膝は前十字靭帯(ACL)が切れて脛骨が
前方に引き出されやすい関節だからです。

女性では60歳になると
ほとんどの人のACLが切れて
しまうという報告があります。

大腿四頭筋を働かせると
ACLにはピンっとストレスが
かかるのですが

変形性膝関節症の根本的な原因は
”大腿四頭筋の働きすぎ”なのではと
思っています。

その活動を抑制するために
『他の膝の筋肉』にアプローチする必要があります。

それが
・大内転筋
・内側ハムストリングス
・腓腹筋

です。

内側ハムストリングスは
大腿四頭筋の中でも大腿直筋を抑制し

大内転筋は
膝伸展 < 股伸展

の状態を作るのに非常に重要です。

膝伸展   < 股伸展
(外側広筋) (大内転筋)

というように膝よりも股関節の
筋肉が働きやすくなるので結果、
膝関節への負担は減るということですね!

実際、私が実験したときには

大内転筋をずっと働かせると
膝の筋肉を使わなくなるので
膝の伸展筋力は落ちます(笑)

しかし、

結果として股関節の伸展筋力が
強くなるため膝はケガをしないのに
脚伸展筋力が強くなり姿勢や動作は
変化するのです。

あとは、足部の問題です。

腓腹筋は膝と足首を動かします。

腓腹筋が過緊張になっていることが
多く動画でも膝の裏が痛いと言って
いたと思います。

女性の変形性膝関節症患者を
よくよく診ると足部の変形が強い人が
たくさんいますので観察してみてください。

足部の筋力が落ちただけでも
人は歩けなくなりますので
変形性膝関節症のリハビリでは

膝 + 足部

は必須ですね^_^

ということで、またどこかで
治療してきて全国の患者さんが
どこまで変わるのかを発信して
いきたいと思います!!

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道五段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、治療法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリタなど海外も含めて200名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず治療オファーがやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎治療院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ治療技術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、治療技術を誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、治療家コミュニティを運営し「本当に治せる治療家」の育成に尽力している。

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