ブログ
Blog

長母指伸筋の腱鞘炎

2020年5月1日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!理学療法士の笹川です。

ここ最近、
指や手首の痛みに関して
お伝えしていますが、さらに
細かいお話になっていきます(笑)

前回は親指の外側にある長母指外転筋、

ついでにいうと短母指伸筋が
過緊張になって痛みを引き起こすことで
腱鞘炎になるというお話をしました。

今回は嗅ぎたばこ窩の
内側の長母指伸筋についてです。

ここの部分は『母指の内転動作』を
強く行うと非常に緊張する筋肉です。

一度、指で鍵を握るように
強く人差し指(示指)と親指(母指)で
強くつまんでみてください。

このつまむ動作は母指の内転であり、
ピンチ動作の対立動作とは違います。

母指の内転動作はこれです
https://physitech.jp/salon/wp-content/uploads/2020/04/CP0042.gif

このように強く母指を内転させてみて、
手の甲を見てください。

嗅ぎタバコ窩の内側の
長母指伸筋は過緊張になっていると思います。

この長母指伸筋は示指伸筋も
同じなのですが、橈側手根屈筋が
弱くなると母指内転筋の筋力がかなり落ちます。

母指内転筋は弱くて力が入らない・・・

でもペットボトルを開けないといけない、

など強い力を必要とするときは
『長母指伸筋が母指の内転動作に
強く参加しようとする(代償する)』わけです。

それを繰り返すと簡単に
長母指伸筋の腱鞘炎になります。

腱鞘炎をリハビリ、治療するときのポイントは

・母指内転筋が弱いからと言って鍛えてもダメ
  ⇒ 長母指伸筋の腱鞘炎を起こすため
・固定筋である橈側手根屈筋を働かせること
・母指内転筋の代わりにはたらく
 長母指伸筋の過緊張を抑える

ということで一日の治療かなり改善していきます。

腱鞘炎と一言でいっても

以前お話したように
長母指外転筋と長母指伸筋の痛みを
引き起こされるメカニズムは違うわけです。

このように

○○筋が弱くなると、○○筋が過緊張になる

という方程式は全身にあるわけで、
それを知っているだけで無限に
治療の幅が広がるんですね^_^

ぜひ、こちら実践して痛みを改善させてください。

【JTAメルマガの登録はコチラ】

毎週月曜日、水曜日、金曜日に最新のJTA情報を配信しています。

笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道五段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、治療法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリタなど海外も含めて200名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず治療オファーがやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎治療院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ治療技術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、治療技術を誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、治療家コミュニティを運営し「本当に治せる治療家」の育成に尽力している。