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妊婦治療はキケン!?

2020年5月25日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!!日本身体運動科学研究所 代表の笹川です。

今日のメルマガは妊婦さんへの治療についてのご質問を頂いたので、それに答えるという形にしたいと思います!

以下が届いた内容です。
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自分は柔道整復師で来年の春には鍼灸師の国試を控えています。
奥さんが妊婦で身体の不調が多く、不妊治療5年目でやっと授かったので安全に治療をやりたいと思っています。
この動きは良くないとか有ればアドバイスを頂けたらとおもうのですが。
マスター講座を受けていない身分で大変恐縮ではありますがよろしくお願いします。
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妊婦さんの治療ってよく質問されるのですが、教科書にも載っていませんし、サプリメントやその他の治療法でも

「妊婦の方はお控えください」

と表示されているものが多いので、直接、体に触れて治療する治療家は非常に不安になります。

こういった問題は「妊婦にも安全である」というエビデンスが取りにくいので難しいのです。

まず「妊婦におこなっても安全である」という証明をするには

科学的な論文では
『妊婦におこなうと安全ではない』

という仮説を立てて(帰無仮説といいます)これが否定された場合に

妊婦さんにも安全だ!という証拠が得られるんですが。。。

とてもややこしいし、倫理的にも難しいわけです(笑)

この実験の仮説が間違っていれば妊婦さんは危険な目に合うわけですよね?

なので、こんな研究をすること自体認められないのです。

※私は自分の体でケガをさせて 実験していましたが(笑)

要は妊婦さんが治療を受ける、なにかする場合はどこでも”自己責任で”というのが必ず付きます。

次に実際に治療ではどうするべきかです。

妊婦さんでも最低限、日常生活を送らなければいけません。

掃除したり、洗濯したり、買い物に行ったり

すると思いますが、この負荷の範囲であれば運動療法しても問題ありません。

もっとレベルの低い動作でいえば
・寝返り・立ち上がり
といった起居動作(ききょどうさ)も含まれるので、全然スクワットをしても良いです。

注意しなければいけないのは「腹圧を強くかける動き」です。

たとえば、
私が治療するときは腹横筋を働かせるときに腹圧をかけてしまいます。

いつもより誘導するのを弱くする、低負荷で多裂筋を促す際に腹横筋も収縮させる

といった工夫をします。

なるべく腹圧をかけないようにすれば、妊婦の腰痛や膝痛でもふつうに治療することができます。

こちらの動画は以前に腰痛が酷い人用に作成したものですが、ほぼ腹圧をかけずにおこなうで参考になると思いますし、

「たったこれだけ?」

という運動であっても、十分な効果を得られますのでご参考にしてください。

またこういったご質問があればメルマガで返信したいと思います。

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道五段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、治療法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリタなど海外も含めて200名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず治療オファーがやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎治療院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ治療技術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、治療技術を誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、治療家コミュニティを運営し「本当に治せる治療家」の育成に尽力している。

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