ブログ
Blog

ねん挫が癖になるワケ

2020年7月25日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!
日本身体運動科学研究所 代表の笹川です。

たくさんの方から足部に関してのご回答が来ました^_^

普段からメルマガを読んでいる方、
私の講座に参加された方が
すごく真剣に学んでいただいているのが分かりました!!

それでは今日は答え合わせです。

そして、足関節捻挫が癖になるワケもお伝えします。

前回、この図が非常に重要であるとお話しました。
https://physitech.jp/salon/wp-content/uploads/sokubu-e1595215964880.jpg

これを知っているだけで、
足部の筋の働きがすべてわかるからですね!

足関節捻挫がおきたときは、
足関節は腫れて必ず筋力低下を起こします。

筋力低下が起きやすい部分は腓骨筋と後脛骨筋です。

足関節というのは
解剖学的に背屈位だと
距骨が脛骨と腓骨の間に入り込んで安定します。

ですので、足背屈位では
ほとんど捻挫を起こすことはありません。

しかし、
スポーツの競技中に足関節が
常に背屈位になることはありません。

場面に合わせて、
足首を内側や外側にも入れますし、
足首の底背屈もおこないます。

逆にいうと、
足首が底屈位だと距骨は
入り込んでいませんので、不安定な状態と言えます。

このことから

『足部は足関節底屈位で
安定していなければ捻挫を再発させてしまう』

ということが分かると思います。

続いて足関節底屈位で安定させる筋を解説します。

腓骨筋の働きは先ほどの図から見ると
『足関節の底屈+外返し』という動きをします。

たとえば、

右足関節のねん挫を起こした場合

左方向へ走ろうとしたときに
腓骨筋が働かなければ、足部は外側へ
蹴ることができずに捻挫を起こしやすくなるということです。

しかし、

外側へ蹴りだすためには
何とか体は対応しようとします。

腓骨筋以外の筋肉を使って
外側へ蹴ろうとするのです。

それは
https://physitech.jp/salon/wp-content/uploads/sokubu-e1595215964880.jpg

この図でいう外返しの筋肉が代わりに働こうとします。

長趾伸筋がそれに当たります。

長趾伸筋は『足関節背屈+外返し』を
させるための筋肉です。

ついでに
指も反らせる筋肉ですので、
以前お話したようにウィンドラス機構が働き
ハイアーチになりやすくなるワケです。

足関節が炎症を起こし痛みを伴う中で
ハイアーチによって小指側に体重は乗りやすくなります。

ねん挫を起こした部位(靭帯)には
足関節内反ストレス(かかとが内側に入る)が生じやすいため

『痛みが改善せずに、しかも
捻挫を再発しやすい』状況となってしまいます。

多くの治療家の先生は

「腓骨筋が働くとねん挫しにくくなる動きが可能」

というのは理解されています。

しかし、チューブなどを用いて
『足関節背屈位で外返し』のトレーニングを
指導していることがほとんどなので、

底屈位+外返しをおこなわないと
腓骨筋はしっかりと働き安定性を
もたらしてくれないのです。。。

まとめますと

・足関節は底屈位で不安定になる
=底屈位での安定性が重要である

・腓骨筋が効かないと足部には
内反ストレスが加わりやすく
痛みが引かない&再発しやすい

・腓骨筋は底屈位でないと
トレーニングしても意味がない

というようになります^_^

このように
運動学の理解と実際のリハビリが
一致してくると本当にリハビリが楽しくなってきます。

ぜひ、足関節捻挫には
『腓骨筋をしっかり働かせる』ことを意識してくださいね!

■LINE
https://lin.ee/f4TXnTl

※いまLINE登録された方には
・「JTA式セルフケア動画」
・「治療動画」
をプレゼント中!

■YouTubeチャンネル
「関節トレーニング笹川ひろひで」
https://bit.ly/2wD2Lll

■日本JTA協会公式ホームページ
https://jta-ass.com/

■ブログ
https://jta-ass.com/blog/

■メール
jta@realpage.jp

【JTAメルマガの登録はコチラ】

毎週月曜日、水曜日、金曜日に最新のJTA情報を配信しています。

笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道五段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、治療法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリタなど海外も含めて200名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず治療オファーがやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎治療院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ治療技術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、治療技術を誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、治療家コミュニティを運営し「本当に治せる治療家」の育成に尽力している。

PAGETOP