シンスプリントの謎
こんにちは!
日本身体運動科学研究所 代表の笹川です。
スポーツ障害で最も多い足首のケガとして、
足関節捻挫を解説してきましたがいかがでしょうか?
たくさんの方から回答いただき、とても嬉しかったです^_^
『分かる!結果がでる!』
これが一番勉強してきて楽しいところだと思います。
今日はシンスプリントに関してですが、
シンスプリントは謎の多い怪我です。
シンスプリントというのは
脛の内側に沿って体重を乗せる度に
痛みが出てくる症状です。
一般的には
固い地面、グラウンドで走る練習を
多く行うと発症する、練習量が一気に
増えると発症すると言われています。
シンスプリントの原因はよく
『後脛骨筋の過緊張』だと言われているのですが、
・後脛骨筋の付着部と疼痛部位が違う
・後脛骨筋の過緊張であるのに収縮時痛がでない
といった矛盾がたくさん出てくるわけです。
結論からいうと私の考えでは
シンスプリントの痛みは後脛骨筋ではなく、
長趾屈筋の過緊張による痛みが原因だと睨んでます。
またこの図を見ていただきたいのですが
⇒ https://physitech.jp/salon/wp-content/uploads/sokubu-e1595215964880.jpg
足部の筋力は後脛骨筋、腓骨筋が弱くなりやすいです。
そして、両筋はどちらも
『足関節底屈筋』であり、どちらが弱くなっても
長母趾屈筋や長趾屈筋が
かばって働こうとすると考えられます。
それに加えて内返しするのか、外返しするのかというだけです。
ですので、
この長母趾屈筋、長趾屈筋が
過緊張になると足首を動かすときに
超重要な『距骨の動き』をジャマされます。
⇒ https://physitech.jp/salon/wp-content/uploads/tyouboshi.jpg
痛みの部位も確認してください^_^
⇒ https://physitech.jp/salon/wp-content/uploads/tyoubosi2.jpg
このように一つずつ確認していくと
シンスプリントの痛みの原因も明確に
なるのではないかと、私はひそかに思っています。
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