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批判されました その2

2021年5月5日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!理学療法士の笹川です。

YouTubeで批判されまくっています(笑)

炎上している訳でありませんが
一部の有識者からはこんなお声を頂いています。

今回はいかに科学的な研究が難しいかと
私の研究方法についてお話したいと思います。

で、こんなコメントです
=====
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/00522788.pdf

シンスプリントにアーチ高は関係ありませんよ。

ヒラメ筋や第2趾に注目しないと治りません間違った自分の理論で解説されてもねぇ

後脛骨筋が弱くなると長趾屈筋や長母趾屈筋が固くなるという医学的ソースも教えてください。
=====

シンスプリントという脛の痛みがでる原因の考察を
YouTubeで発信していたのですが、有難いことに
ちょくちょくこんな感じのコメントを頂くのです。

科学論文の読み方として私は

目的5割
方法3割
結果2割

くらいの割合で見ています。

コメントを頂いた方(以後コメンテーター)が
おっしゃることは正しいですが、半分正しくありません(笑)

コメンテーターさんの主張は
・シンスプリントと足のアーチの高さは相関がありませんよ

・足首の固さ(背屈可動域)は
 第2趾とヒラメ筋の問題です

・だから、あなたの主張は違うんじゃないですか?
 エビデンスを見せてください

ということです。

論文は症例数も多く非常に良いものだと思います。

足関節の背屈可動域というのは
『足関節底屈筋の固さ』が起こします。

足首を底屈させる筋肉は
・腓腹筋、ヒラメ筋だけではなく
・後脛骨筋や腓骨筋、長趾屈筋、長母指屈筋も

含まれています。この研究では

足首の固さ(足関節背屈可動域)を筋硬度計を使って
腓腹筋(膝伸展位)、ヒラメ筋(膝屈曲位)で測定しよう!!という研究です。

・後脛骨筋や腓骨筋、長趾屈筋、長母指屈筋

この辺は無視、というか筋硬度計は
一つ一つの筋単位で筋肉の固さを計測できないんですね。

だから、

コメンテーターさんのヒラメ筋が原因であるというのも
正しいですが、他の足底屈筋の固さは一旦置いといて、という
条件付きになるのです。

・後脛骨筋や腓骨筋、長趾屈筋、長母指屈筋

これらの筋肉はアーチを高くしたり、低くしたりもします。

アーチが高い人でも、低い人でも足首は固くなりますので
アーチの高さがシンスプリントの発生と足首の固さは相関性がないのです。

じゃ、「どうやってシンスプリントの発生機序を証明するのか」ということですが、

『実際に施術して自分で確かめる』

以外にないんですね(笑)

仮にヒラメ筋の固さが原因であれば
ヒラメ筋を柔らかくする方法であれば
何でも良いのです。

超音波でもいいし、
ストレッチやマッサージでもいい。

ヒラメ筋が柔らかくなって
シンスプリントが『全員』改善するなら
ヒラメ筋の固さが原因です。

私がやってきたのは
①足首のストレッチだけで改善するか
②足首のトレーニング(後脛骨筋、腓骨筋)だけで改善するか

を検証しただけです。

①では残念ながら一時的に良くなるけど、改善しないという結論です。

②でほぼ全員改善するのが確認できた

だから、シンスプリントの原因は
後脛骨筋、腓骨筋が弱くなると
他の足底屈筋が固くなることなんじゃないか??というのが私の意見です。

”科学的な根拠(エビデンス)”はありません(笑)

だって、一つ一つの筋肉の固さは
計測できないんですもん笑

なのでコメンテーターさんには
「トレーニングでシンスプリントの人が改善するのを動画で撮ってきまーす」

というのがご返信になりますね^_^

エビデンスがある=それが正しい

という考えは非常に偏った考えです。

こういった体に関する研究は
体の仕組みを単純化して実験しないといけないですし、
個体差(人によって筋肉の固さが違うなど)も
考慮しないといけないので非常に難しいです。

※論文では標準化といいます

ここで考えるべきは

シンスプリントに何をしたら改善したかという事実

をしっかり見極めることです。

シンスプリントになる人が
第2趾が長かった ⇒ 長くても痛くない人の理由は?
ヒラメ筋が固い  ⇒ 柔らかくしたら改善する??

という疑問も出てくるわけなので
結局のところ自ら確かめる、ことが
大切なマインドだと考えています。

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道六段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、施術法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリアなど海外も含めて500名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず施術の予約がやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎整体院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ施術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、施術スキルを誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、施術家コミュニティを運営し「本当に改善できる技術者」の育成に尽力している。

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