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手首で肩の痛みが取れて初優勝!?

2023年5月1日 magazine
執筆者:小川浩一

こんにちは!
 
全身わずか【12個】の
【サボリ筋】を働かせて
あらゆる関節痛を改善へ導く

「JTAフラッシュリプロ療法」(施術法)
「関節トレーニング」(セルフケア)

本部講師の小川です。





少し前のことですが
とても嬉しい報告がありました。


定期的に来られている患者さんから

「息子が部活で肩を痛めたので診てほしい」

という連絡がありました。

息子さんは中学2年生で
陸上部に所属していて、

砲丸投げをやっているそうです。


内容を聞くと、

数週間前から練習中に肩に痛みが出だし、
痛みを我慢して練習していたら、
どんどんと痛みが悪化していったようです。

まじめで一生懸命やる子ほど、
痛みを我慢してしまって悪化するんですよね。。


自分も昔、
高校生の時に手首が腱鞘炎になって、

朝起きたら手首が動かない、
手も握れない程になっていたのに、

反対の手で指を一本づつ曲げて
ゴルフクラブを無理矢理
握らせてでも練習してました。

決してマジメではなかったですが…笑


実際に痛みの出るのは
どのタイミングなのを確認してみたら、

砲丸を押し出してリリースする時に
強く痛みが出るようでした。

この段階で、
痛みがあるのは肩なので
肩に問題があると思い、
肩の治療をするのが一般的です。

実際にこの状態で病院に行っても
肩の検査をすると思います。

一方でJTAや関節トレーニングでは

(痛いのは肩なので肩にも
問題があるのは間違い無いのですが、)

「その問題の本当の原因はどこか」

を探って行きます。


今回の場合は
リリースの時に痛みが出るので
肩の前側に問題がありそうでした。

しかし、肩や手首の動きを確認した時に、

「手首」が異常な程に動きませんでした。


この場合は、手首の

「橈側手根屈筋」
「尺側手根屈筋」

どちらかがサボリ筋になっていると
予測できます。


特に手首の回内
(手首を親指側に回す動き)
がほとんど動かなかったので、

今回は橈側手根屈筋が
よりサボリ筋になっているようでした。


なので橈側手根屈筋を働かせて、

もう一度痛みの出る動き
(砲丸を投げる動き)を
やってもらったところ…

本人も「あれ?」と驚きながら

「ほとんど痛くない…」と。

元あった痛みが10だとすると
2〜3くらいしか痛みが無いようでした。


砲丸投げなどの投てき種目は
リリースの時に手首を内側に回すように
回内運動を行います。

今回の様に手首に異常があり
回内運動ができなくなると、

その動きを肘や肩が庇う動きが
必要になってきます。

その状態で投げ続ける事で
肩に痛みが出たのだと思います。


手首のサボリ筋を働かせる事で
手首の回内運動ができる様になり、

庇う動きが必要がなくなり、
痛みが和らいだという訳です。


このタイミングでお父さんから

「実は明日、大会なんですよ」

と・・・。

痛みのある状態だと
試合自体を諦めようかと
思っていたみたいでしたが、

痛みが和らいで喜んでおられました。


手首でほとんど痛みが
無くなったんですが、

明日の大会の為に
さらに良くなるように
全身の施術を行うと

「あれ?痛く無い」

と笑うくらい痛みがなくなりました。

これで明日の大会に出れると
喜んで帰って行かれました。


そして、翌日の夜にお父さんから

「今日の大会、優勝しました!」

と、とても嬉しい報告がありました。

しかも、初優勝だったそうです。


初優勝した息子さんが

「痛みなくて体が軽くて動きやすかった」

と言ってたそうです。

もともと能力の高い子で、
あんなに動かない手首でも
そこそこの記録を出していたので、

関節が正常に動くようになれば
持っている力が存分に発揮されるので

優勝も納得です。


正常に動かない関節のままだと
パフォーマンスは上がりません。

そのまま無理して続けていると
怪我をしてしまいます。

もしかしたら、
あなたのパフォーマスが上がらないのは、

サボリ筋が出来て
関節が正常に動けなくなっているから
なのかもしれません。


「頑張ってるのにパフォーマンスが上がらない…」

「なかなか怪我が治らない…」

などある人は、

まずはJTAや関節トレーニングで
正常な関節運動を取り戻すこと
から始めることをオススメします。

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小川浩一

小川浩一(おがわひろかず)

高校・大学・アメリカ留学までゴルフをやり、スノーボードではインストラクターの資格取得、ブラジリアン柔術では紫帯と長年スポーツをやっている内に腰、首を痛め治療家の道に進む。

整体の学校を卒業後、整体の会社に入り新店舗の立ち上げ、スタッフの技術指導の仕事を10年間行った後に2010年に独立をして広島県で整体院をオープン。

いろんな技術を学ぶ中で出来た疑問が、JTAに出会って全て腑に落ちて、笹川先生の今までの常識に当てはまらない関節痛へのアプローチに「これはこれからの治療やリハビリの常識になる」と確信。今は整体院でのJTAの施術やセルフケア教室での指導と共にJTA本部講師としても活動中。

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