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痛い所に問題があるとは限らない

2025年4月30日 magazine
執筆者:武下知憲

皆さん、腰が痛い時どうされてますか?

腰をもんだり
腰に湿布を貼ったりと、
痛い所にばかり注目しがちですよね。

でも実際には
痛くないけど問題のある箇所があって、

その影響で腰など他の部位に
痛みが起こっている、

という事も少なくありません。

痛くない所が原因部位だとすれば、
どうやってそれを発見する事が
出来るのでしょうか?

〜〜〜〜〜〜〜

こんにちは!

全身わずか【12個】の
【サボリ筋】を働かせて
あらゆる関節痛を改善へ導く

「JTAフラッシュリプロ療法」
講師の武下です。




先日「膝が伸びなくなった」
という患者さんがご来院なさいました。

この方、筋トレが趣味の50代。

格闘技やってる僕より
ムッキムキのマッチョ奥さまです。

基本的には全体的に健康で、
より高いパフォーマンスの為に
月1ペースで当院に通って下さっています。

それがある日突然、
左膝が痛くて伸びなくなったそうです。

「心当たりは全くない」
との事でしたが、

太もも裏の筋肉の内側
(内側ハムストリングス)
がかなり硬くなっていて、

よくよく聞けば、
ハムストリングスのトレーニングを
ガンガンにやった後から
膝が伸びなくなったと…

「心当たりない」とは(^^;?

ここまでターゲットが絞られたら、
後はハムストリングスを
弛めるように施術するだけです。
…普通なら。

この方の場合も
ハムストリングスを弛める為に、
内転筋のJTAを行うと
可動域や筋力が大幅アップしました。

膝もかなり伸びるようになりました。

ただ、足首を施術すると
さらに可動域・筋力ともに
アップする反応が見られました。

そうなるといくらハムストリングスの
オーバーユースがきっかけと
特定出来ていたとしても、

メインターゲットは
ハムストリングスではなく
「足首」です!

そもそも両ハムストリングスの
トレーニングをガンガンやって
左膝だけ痛くなったのは、
左足首に元々問題があったからという事ですね。

この方も足首のセルフケアを
レクチャーした時には

「えー? でも痛いのは膝なんだけど…」

といぶかしんでおられましたが、

2日後に

「足首のセルフケアやってたら
 完全に膝痛くなくなりました!」

と、ご報告LINEを頂きました^_^

僕もJTAを学ぶまで、どうしても
痛い所にとらわれて施術していました。

それでも施術であれば

「この方は腰痛を訴えているけど
 扁平足もひどいな。
 一応足も施術しておこう」

といった形で、気になる箇所を
施術する事はできました。

ただ、患者さんにセルフケアを
レクチャーする時には

何種類ものエクササイズを
教えても覚えられないので、

結局、優先度の高さから
痛い箇所周囲のセルフケアをお伝えしていました。

JTAで施術するようになってからは、
症状の根本にある問題を
自然に見つけられるようになり、

最適なセルフケアをピンポイントで
レクチャー出来るようになって、
改善までの効率が大幅にアップしました。

皆さんも笹川先生やnobu先生の
動画など参考にセルフケアを
なさっている場合、

セルフケアを行う前に

・前屈・後屈 (屈曲 伸展)
・左右のひねり (回旋)
・左右の傾き (側屈)

などを確認してみて
自分の苦手な動作を把握しておいて、
どのセルフケアの後にその動きが
改善するかに注目してみると、

自分が本当にやるべきセルフケアが分かります。

JTAでは、よりシステム的な手順で
根本対象を特定する事が出来ますので、

より深く学びたい方は講座募集の
お知らせをぜひチェックしておいて下さいね。

武下

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武下知憲

武下知憲(たけしたとものり)

朝4:00から行列ができる横浜屈指の整形外科クリニックに10年勤務。
後半はリハビリ室長として大勢のリハビリスタッフの教育と技術指導を任される。

その後2006年に千葉県市川市で整体院を開業。
一般患者さんへの施術だけでなく、プロの治療家への技術指導など幅広く活動中。

様々な技術を学んだ中でJTAと出会い「治療家が改善させる」にとどまらず「患者さんが自分で改善できる」を実現できる技術体系に感銘を受け、JTA本部講師・認定インストラクターとして「関節の痛みのない世界を実現する」という笹川先生のビジョンを共に実現しようと邁進しています。