施術家に多い落とし穴
こんにちは!理学療法士の笹川です。
私の施術メルマガはいかがでしょうか?
使えない知識は衰えていきます。
私もだいぶ解剖学の知識が抜けてきました(笑)
足首の靭帯の名前、ほとんど出てきません。。
ですが、それを知っていれば施術結果に
左右するものであれば、必死にまた勉強し直すと思いますが、
施術結果に必要のないものは、どんどん省いています。
ということで、今日はよく
ありがちな施術家あるあるです。
施術家あるあるの一つが
「施術家なのに、自分の体が痛い・・・」
というやつです。
これを見てください。
こちらの先生は昨年、
JTAの受講中に膝蓋骨骨折をしました。
受傷後、4カ月たっても
・正座時の痛み
・階段下り時の痛み
・じっとした後のこわばり
これが残り、受講しているときも
膝の軟性装具をつけて、膝は曲げられない。。。
という状況で受講していたのですが、
その際に私が評価すると
「内転筋の萎縮がかなり強く残って
いるので、これなら内側ハムの緊張が
高まり膝は曲げられません。。。」
と、その後、かなり強めの促通をおこないました(笑)
本人は悲鳴を上げていましたが。
しかし、その一か月後には
4カ月も続いていた膝痛は改善され、
正座もできるようになっています。
私が施術したのは一回ですが、
あとは先生ご本人で膝のケアをしたのです。
こちらがグループでのやり取り
https://pt-sasakawa.com/wp-content/uploads/2019/07/shitugaikotu.png
施術家の先生で体に痛みを
抱えながら患者さんの施術に
当たっている方は非常に多いです。
私はこのことが悪いとは一切思いません。
なぜなら、
身体を痛めたことがなければ
絶対に患者さんの辛さは理解できません。
そして、自分の体がどんな変化を
起こすのかも体験することができません。
私自身、自分の肘や手首を
オーバーロードによりわざと腱鞘炎を
起こして実験してきました。
徐々にしびれが強くなり、不安な気持ちもありました。
でも、
痛めた状態から改善する
ということを何度も何度も
実験してきて「確信をもって施術できている」わけです。
私の様にわざと体を痛めつける必要はありませんが(笑)、
「体がこんなにも変わるんだ」って
ことは施術家自身も体感したほうが
よいと思います^_^
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