肩こりが慢性化する理由
2020年3月11日
magazine
こんにちは!理学療法士の笹川です。
以前より、肩甲下筋と前鋸筋は
肩こり、首こりを引き起こすという
お話しをしてきました。
肩甲骨と首の骨(頚椎)に
くっついている筋肉が多いため、
最近では肩甲骨を立てたり、
肩甲骨をはがす有効性を指摘する
人たちがいますね^ ^
最近私が施術した人ですと
「中学生から肩こりだったんです」
という人が本当に多いです。
「どんなことをしてきましたか??」
と聞いてみると
・整体で首をゴキっとしてもらいました
・温めてコリをほぐしてます
・マッサージ屋さんに忙しくない時行きます
という具合です。
では、どうして肩こりは
慢性化しやすいのかというと
私なりに考えましたが、恐らく
「肩こり、首こりは肩甲骨の筋力の衰え」
という感覚があまりないからだと思います。
腕というのは
3〜4kgくらいありますので、
ダンベルで考えたら結構重たいものを
常に肩や肩甲骨で支えています。
肩甲骨で腕が支えられなくなると
『パソコンしている時、首が辛くなる』
という症状がでるのです。
だけど、肩は上がるし、
首を動かした時だけゴリゴリっと
鳴るだけだから・・・
という状況なので、自分自身の
筋力が衰えているとは思いません。
何せ、中学生から
「筋力の衰え???」と疑問を
持つことすらないと思います。
なぜ、肩こりは肩甲骨の衰えかというと、
筋肉を働かせるだけで治っちゃうからです笑
一つ一つ、論理立てて考えると
肩こりがなぜ引き起こされるのか
理解できると思います。
まずは前鋸筋を働かせると
どこの筋肉がゆるむのか施術時に
調べてみてください。
多くの筋がゆるんでいくのがわかります^ ^
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