次は足部のスポーツ障害
こんにちは!
日本身体運動科学研究所 代表の笹川です。
これまで膝のスポーツ障害のお話をしてきました。
ところどころ、皆さんからいただいた
ご質問にお答えしてきましたが、
内容を理解するのに専門的な
お話もしたので分かりにくかったと思います(笑)
なるべく分かりやすく解説しますが
教科書を確認するなり調べるのが
早いかもしれませんね!
今回から、膝も飽きてきたので(笑)
足部のスポーツ障害について解説してきたいと思います。
足のスポーツ障害ナンバー1と言えば
『足関節捻挫』です。
よく「クセになる」と言われている奴です。
結論から言いますと、
足首のねん挫はクセになりません。
捻挫を起こすと間違いなく
炎症が起き、筋力も落ちます。
腫れが落ち着いた時に、
筋力が戻らないと足首が
不安定な状態のまま競技復帰します。
なので、以前よりもカンタンに
捻挫しやすくなるという曲者(クセモノ)なのです。
カンタンに筋力が落ちてる??
のかを検査する方法があります。
捻挫したことのある人はぜひやってみてください!
①まず、足首を最大限まで底屈します。
②その後、小指側に足部を外転させます。
この時に足が攣ってしまう方は
筋力が落ちている可能性が非常に高いです。
「クセになってます」
という方はこの動作自体が
できなかったりします。
この検査は腓骨筋の筋力を診ているのですが、
底屈 ⇒ 外転
ができない時点で腓骨筋が
著しく弱っているのが分かりますね^_^
腓骨筋というのは、
足部の筋肉の中でも
外側へ蹴りだす動きをしますが、
働かないと捻挫する方向へ蹴りやすくなるわけですね!
まずは、患者さんがどんな状況なのかを
調べられるようになることが大切です^_^
筋力は一番改善するものなので
筋力を改善せずに競技復帰するのは
再発リスクが高くなります。
ぜひ、しっかりと筋力を戻せる
施術家になっていきましょう~
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