セルフやっても力が入らない!?
こんにちは。
JTA認定インストラクターの竹本です。
前回は、「慣れって恐ろしい」というタイトルで、
セルフケアの関節トレーニングをしていても、
ついつい、いつも使い慣れている「ガンバリ筋」を使いがち。
というようなお話をさせていただきましたが、
ちょうど、今日うちの整体院に来た患者さん、
何度も来てくれていて、セルフケアは教えていますが、
肩甲骨を寄せる「菱形筋」(肩甲骨と背骨の間にある筋肉)の
セルフケアをやっていても、
「左の首が痛くなる」
とのことで、左の首にエレキバン貼ってました。
その人はすごく真面目な人で、
ちゃんと毎日セルフケアやってくれる人です。
では、何がいけないのか?
JTAや関節トレーニング講座の卒業生、
もしくは、今受けている人たちも、
どちらのコースももう終盤に入ってきているので、
「何が悪いのか?」は想像つきますよね^_−☆
(というか、想像ついてくださいね^^;)
セルフケアの関節トレーニングやっていて、
効果が出ない場合、
悪化する場合、
まず、考えられるのが、
「そもそもやり方が間違っている」
・・・これじゃ当然効果出ないですよね^^;
そして、
「負荷が強い」
この場合も、その人にとって、負荷が適切かどうか?は、
各講座の受講生なら判断できるはずです!
さらに、
「代償動作」が起きている。
これだと、ガンバリ筋をますます使ってしまい、
余計に悪化します。
最初にお話しした、今日来院の患者さんは、このパターン。
菱形筋が「サボリ筋」になっていると、
その分、頑張り出すのは、「肩甲挙筋」(肩甲骨から首にかけての筋肉)、
いわゆる「肩こり」筋ですよね。
その患者さんがエレキバン貼っていたのも、まさにそこです!
なので、その方には、JTAで「菱形筋」を使わせましたが、
竹本と同じ45歳の男性(そう、竹本ももう初老です^^;)、
一般的には、若くて力があるはずなのに、
全然「菱形筋」に力が入りません・・・。
しかも、エレキバンが貼ってある左だけ。
(右はちゃんと入りました。)
そんな状態で、その方は、真面目に何度も何度も
「菱形筋」のトレーニングをしていたとのこと。
そうするとどうなるか・・・?
受講生の人なら、もう分かりましたよね!
そう!
ずっと、サボり筋である「菱形筋」ではなく、
ガンバリ筋の「肩甲挙筋」を自ら痛めつけてました・・・。
これじゃ、悪化しますよね^^;
これが、この前のメールでお伝えした
「自分ではなかなか気づきにくい」っていう点です。
ですので、
ここでの竹本のアドバイスとしては、
(解剖の図で「菱形筋」と「肩甲挙筋」を見せて)
「狙っている筋肉(ここでは「菱形筋」)に力が入らないで、
別のところ(ここでは「肩甲挙筋」)に一番力が入る感じがしたら、
何度もやらないで、後回しにしてください!!」
(他の筋肉(前鋸筋や腹横筋)のやり方も教えてあるので)
「先に他の筋肉をやってあげてからの方が、力が入るので、
(実際に施術でJTAをやった時そうでした)
他を先にやって、最後に「菱形筋」です。」
「それでも、肩甲挙筋が痛いようなら、
間違っている可能性が高いので、無理してやらずに、
また、次回ちゃんと出来ているかチェックしますので、
セルフケアやらないでいいですよ。」
こんな感じで、
皆さんも、うまく力が入らなかったら、「後回し」
それでも、ダメなら、
間違っている可能性が高いので、
もう一度、やり方チェックして、
正しく出来ているか?
狙った筋肉に一番力が入っているか?
確認してみてください^_−☆
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