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次は足部のスポーツ障害

2020年7月13日 magazine
執筆者:笹川大瑛

こんにちは!
日本身体運動科学研究所 代表の笹川です。

これまで膝のスポーツ障害のお話をしてきました。

ところどころ、皆さんからいただいた
ご質問にお答えしてきましたが、

内容を理解するのに専門的な
お話もしたので分かりにくかったと思います(笑)

なるべく分かりやすく解説しますが
教科書を確認するなり調べるのが
早いかもしれませんね!

今回から、膝も飽きてきたので(笑)
足部のスポーツ障害について解説してきたいと思います。

足のスポーツ障害ナンバー1と言えば

『足関節捻挫』です。

よく「クセになる」と言われている奴です。

結論から言いますと、
足首のねん挫はクセになりません。

捻挫を起こすと間違いなく
炎症が起き、筋力も落ちます。

腫れが落ち着いた時に、
筋力が戻らないと足首が
不安定な状態のまま競技復帰します。

なので、以前よりもカンタンに
捻挫しやすくなるという曲者(クセモノ)なのです。

カンタンに筋力が落ちてる??
のかを検査する方法があります。

捻挫したことのある人はぜひやってみてください!

①まず、足首を最大限まで底屈します。

②その後、小指側に足部を外転させます。

この時に足が攣ってしまう方は
筋力が落ちている可能性が非常に高いです。

「クセになってます」

という方はこの動作自体が
できなかったりします。

この検査は腓骨筋の筋力を診ているのですが、

底屈 ⇒ 外転

ができない時点で腓骨筋が
著しく弱っているのが分かりますね^_^

腓骨筋というのは、

足部の筋肉の中でも
外側へ蹴りだす動きをしますが、
働かないと捻挫する方向へ蹴りやすくなるわけですね!

まずは、患者さんがどんな状況なのかを
調べられるようになることが大切です^_^

筋力は一番改善するものなので
筋力を改善せずに競技復帰するのは
再発リスクが高くなります。

ぜひ、しっかりと筋力を戻せる
施術家になっていきましょう~

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笹川大瑛

笹川大瑛(ささかわひろひで)

剣道六段。スポーツを科学で上達できないのか模索し続けて、現在も理学療法士として姿勢や運動の研究をしている。自分で関節の痛みを改善できる「関トレ」を出版。人の動きを根本的に変えていくことを得意としており、関節の痛みだけではなく、トップアスリートのパフォーマンス向上にも貢献している。

また、施術法としての「JTAフラッシュリプロ療法」を考案し、理学療法士などのリハビリ職種だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、整体師、これから整体師になりたい人向けに誰でも関節の痛みを改善させられる技術を教えている。過去の教え子は、国内では北海道から沖縄まで、また、イタリアやオーストラリアなど海外も含めて500名以上。

・JTAを習得して半年後にはプロ野球選手と契約
・週3日夕方からだけの営業で月商200万円以上
・学生にも関わらず施術の予約がやまず、学校に行きながらも空き時間だけで月商50万円以上
・人口の少ない山の中の田舎整体院にもかかわず、2ヶ月先まで予約でいっぱいに。
・素人の主婦や美容師でも圧倒的な自信を持つ施術を身につけ、プロ治療院でも治せない不調に対応。

などなど、施術スキルを誰でも向上させることを得意としている。

「関節の痛みのない世の中を実現する」

というビジョンを掲げ、施術家コミュニティを運営し「本当に改善できる技術者」の育成に尽力している。

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